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コモディティ・コラム
先物で世界が見えてくる(2010/3/5更新)
リスクばかりが大きく取り上げられることの多い先物取引。確かにFXとは比較にならないほどの高レバレッジや追証など、初心者がいきなり手を出すべきものとは言いがたい点もあります。しかし、信頼に足る情報を集めて正しい判断を下すことができればリターンの高さは魅力的。「先物」という言葉だけで敬遠せず、ちょっと先物のことを考えてみましょう。

先物取引で取り扱われている商品は金やプラチナなどの貴金属、ガソリンや原油、アルミニウムなどの工業製品、コーヒーやとうもろこし、大豆といった穀物などに大きく分かれます。これらの共通点はなんだかわかりますか?
それは、どれも世界中で必要とされ、消費されているものだということです。
差金決済をする個人投資家には「投資商品」でしかないかもしれませんが、アルミニウムを使ってクルマなど工業製品をつくる企業はもちろん、とうもろこしを飼料として大量に必要とする酪農家など、取引された商品を実際に消費する人がどこかにいて、その人たちが作ったものがめぐりめぐって私たちの手元に届くのです。

そして、農産物の価格は天候や作付面積などに、鉱物資源の価格は産出国の景気や政策などによって左右されやすいという大まかな傾向があります。
たとえばとうもろこしはその大半をアメリカで生産していますが、「アメリカで大きなハリケーンが発生し、とうもろこし畑が被害を受けた」というニュースが流れれば、価格が急騰することはまず間違いないでしょう。
このように、普段何気なく見ているニュースの中にも、大きな値動きにつながる情報が隠されているのです。まして、証券会社などでは値動きに直結しそうな情報を優先して集めるわけですから、しばらくニュースとチャートを見比べていれば傾向がつかめてくるはずです。

また、ガソリンや金の価格など、普段の生活に大きな関係がある商品だけでも値動きをチェックしていれば、「もうすぐガソリンが上がりそうだから今のうちに給油しよう」などの判断もできるようになるわけです。取引を今すぐ始める必要はありませんが、興味を持って調べてみることは大切です。