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投資の基礎
(1) 最終目的はお金を増やすこと
資産運用の目的とは、何なのでしょうか。教育資金、住宅資金、結婚資金など、自分のライフプランに合わせていろいろなお金の用途があり、それに応じた資金を蓄積する。確かに、その通りだと思います。
でも、目的別に運用商品を分けて考えるのも、変な話ではあります。たとえば、教育資金は着実に増やしたいからMMFに、住宅資金はローンを組む際に融資を受けやすいように積立型の定期預金に、などとお金の目的別に金融商品を選んでいくと、結局、商品は別でも、似通ったマーケットに損益を依存する金融商品ばかりでポートフォリオを組んでいたということにも、なりかねません。 資産運用の最終目的は、あくまでもお金を増やして、インフレリスクをヘッジすることにあります。インフレリスクを上手くヘッジできるポートフォリオを構築する。そのうえでお金が増えたら、そこから教育資金、結婚資金、老後資金というように、資金需要に応じて取り崩していけばいいのです。その方が、目的別に金融商品を分けて考えるよりも、はるかにシンプルにポートフォリオを考えることができます。

(2) 商品内容を理解する
何はともあれ、資産運用を始めるに際しては、金融商品の商品内容をある程度、理解する必要があります。そのためのポイントは3つです。

第一に、運用先のマーケットを把握する。投資信託にしても、あるいは債券にしても、どのマーケットに損益を依存しているのかを理解しておかなければ、リスク・リターンの程度を把握することもできなくなってしまいます。

第二に、流動性を知ること。いつでも解約できるのか、それとも解約制限が設けられているのか。仮に解約できたとして、その注文を出した場合、何日後に現金が手元に来るのかといったことを把握するようにしましょう。

第三は信用リスク。商品を購入した証券会社が破綻した場合、そこに預けてある資産はどこまで保全されるのか。基本的に、株式や債券、投資信託などに有価証券は、本人に所有権がありますから、証券会社が破綻してもさほどの被害はありません。

ただ、いざという時のため、口座を移転させるにしても、どのような手続きを踏めばいいのかなどは、聞いておいた方がよいでしょう。
商品選びのチェックポイントを細かく挙げていくと、まだまだたくさんありますが、必要最低限のところで言えば、以上の3点に注意して下さい。

(3) 自分が取れるリスクを把握する
これも大事なポイント。資産運用を行うに際して、自分がどこまでのリスクなら我慢できるのかを、把握しておく必要があります。
たとえば、200万円の手持ちを運用する場合、仮に損失が生じたとしたら、どこまでなら元金が目減りしても、口笛を吹いていられるかということです。なかには1円足りとも損したくないという人もいるとは思いますが、リスクを取って資産運用をする限り、絶対に損しないことなど、ありえません。したがって、自分にとっての損失限度額を、あらかじめ把握しておく必要があります。
大事なことは、運用によって被った損失を、キャッシュフローで補うことができるかどうかです。年間の収入のうち、食費や被服費、あるいはローンなどの経費を差し引き、残った余裕資金が、ある意味、その1年間で損しても構わない金額と考えることもできます。
人によってそれぞれだと思いますが、損失限度額を把握する方法のひとつとして、自分自身のキャッシュフローをベースに考えるのもいいでしょう。

(4) 資産クラスごとのリスク・リターンを把握する
自分で負うことのできる損失限度額がわかったら、次は商品ごとのリスク・リターンを把握する必要があります。そのためには、過去の値動きをチェックすること。
投資信託でも株式でも、あるいは債券でも、外貨建て金融商品でもそうですが、マーケット型の金融商品は、常に価格が変動しています。その値動きの幅が大きくなるほど、リスクが高いことになります。そして、リスクの裏腹として、期待されるリターンも大きいということになります。
過去、3年から5年程度の値動きをグラフでチェックし、高値から安値まで、どの程度の幅で動くのかを把握する。そのうえで、自分が負うことのできる損失限度額を超えない金融商品を選択する。ただし、同時に自分にとって土地鑑のある金融商品を選ぶことも大事です。わからないものには手を出さない。それが、資産運用の鉄則のひとつでもあるからです。